肺がんのレーザー療法

肺がんの治療法

肺がんのレーザー療法

肺がんのガイド

肺がんレーザー療法について、解説致します!

 肺がんのレーザー療法は、肺がんの治療方法の中でも比較的新しく、最近臨床例が増えてきた治療方法です。

肺がんの治療で用いられるレーザー療法は「腫瘍焼灼法」と「光線力学的治療法(PDT)」の2つがあり、どちらも従来のがん治療方法よりも肺に与えるダメージが少ないという特徴を持っています。

こちらのページでは、この2つのレーザー療法についてご紹介していきたいと思います(^^)

肺がんのレーザー療法:腫瘍焼灼法

 肺がん治療における腫瘍焼灼法とは、気管支内視鏡にレーザー照射装置を取り付けて、高出力のレーザーで直接がん細胞を焼き切るという治療方法です。

気管支内視鏡を使った治療のため、直接病変や患部を目で確認しながら正確にレーザーを照射できる開胸手術よりも身体へのダメージが少なくて済むというメリットがあります。

ただし、副作用・合併症として出血穿孔(せんこう:病変部に穴が開くこと)などが起こる場合があるため、慎重な治療と術後の安静が重要となります。

肺がんのレーザー治療:光線力学的治療法(PDT)

 肺がんの治療で用いられる光線力学的治療法(PDT)は、レーザーのもつ光化学反応を利用して、がん細胞を死滅させる治療方法です。

PDTとは「Photodynamic Therapy」の略称で、光の波長を活用した低出力のレーザー光線を使用することを表しています。

この光線力学的治療法は主に、0期の早期肺門型肺がんに対して行われるもので、1cm以内のがんに対して高い治療効果がみられるとされています。

また、光線力学的治療法では、腫瘍焼灼法よりも低出力のレーザーを用いるため、がん周辺の正常な細胞を焼き切るといったリスクが少なく、穿孔や出血の危険性も少ないというメリットがあります。

光線力学的治療法の流れ

 光線力学的治療法を行う際には、まず「光感受性物質」というレーザー光に反応しやすい物質を静脈注射することから始まります。

この光感受性物質は「がん細胞に集まりやすい」という特徴があり、それ自体ががんを攻撃して殺すという性質を持っています。

さらに、光に対して光化学反応を起こすという特性もあるため、光感受性物質の集まったがん細胞にレーザーを照射することで、がん殺傷効果をより向上させることが可能となっています。

光線力学的治療法は人体に与えるダメージが少なく、がん細胞をピンポイントで抑制できるという大きなメリットがありますが、一方で、光感受性物質を体内に投与するため、治療直後に紫外線に当たってしまうと、炎症や火傷を起こすといったデメリットがあります。

光線力学的治療法後は、最低4週間は特殊な紫外線対策が必要となりますので、治療を希望する際にはしっかりと医師による説明を受け、入院期間や紫外線に対する心構えを確認しておくようにしましょう。

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