肺がんの外科療法(外科手術)

肺がんの治療法

肺がんの外科療法(外科手術)

肺がんのガイド

肺がん外科療法(外科手術)について、解説致します!

 肺がんの外科療法は、初期の肺がんの場合に優先的に選択される治療方法です。

外科療法では、肺がんの病期(ステージ)と組織型を総合的に判断し、手術を適応できるかどうかを調べ、転移や浸潤(しんじゅん)がみられない段階であれば、外科手術が行われるといったことになります。

これらのことから、外科手術療法が行われるのは「小細胞がん:限局期(TA期、TB期)」 「非小細胞がん:TA期、TB期、UA期、UB期、VA期」が主となっています。

こちらのページでは、肺がんの外科療法で行われる手術について、タイプ別にご紹介したいと思います(^^)

肺がんの「標準手術」

 標準手術は、肺がんの外科療法の中で最も基本的な手術で、がんのある肺葉(はいよう)を切り離す「肺葉切除手術」を指します。

上肺葉・下肺葉人の肺は左肺が二つ(上肺葉・下肺葉)に、右肺では三つ(上肺葉・中肺葉・下肺葉)に分かれていますが、標準手術ではこの各肺葉のブロックごとに切り離していきます。

主に肺野型肺がんの治療を目的に行われる手術で、転移を防ぐために、肺の周囲にあるリンパ節も同時に切除されることがほとんどとなっています。

また、肺がんの大きさによっては肺葉単位ではなく、片方の肺を丸々取り除くケースも見られます。

肺がんの「縮小手術」

 人の肺は、5つの肺葉に分かれますが、この肺葉はさらに「肺小葉(はいしょうよう)」という小さなブロックに分けられます。

肺がんがまだ小さい場合には、肺葉単位ではなくこの肺小葉単位で切除が行われるのですが、これを縮小手術と呼びます。

この縮小手術のメリットは、標準手術よりも身体への負担を減らすことができ、肺機能低下を防ぐことができる点にあります。

しかし、その一方で周囲のがん細胞を取り残す可能性もあるため、術前に綿密な検査が必要となります。

肺がんの「拡大手術」

 拡大手術は、肺がんが肺の周囲に浸潤している場合に選択される手術です。

肺がんが周囲の臓器やリンパ節に拡がっている場合には、標準手術のようなブロックごとの切除では不十分です。

そのため、がんが拡がっている周辺の臓器や組織も含めて大きく切除することが必要となってきます。

つまり、肺のみならず、その周囲まで拡大して切除することから「拡大手術」と呼称されるという訳です。

拡大手術は、切除範囲が大変広くなるケースの多い手術のため、身体にかかる負担やダメージも大きく、術後の経過も芳しくない、危険性の高い手術とされています。

そのため、術前に放射線治療などを行ってがんを縮小させた上で手術を行う、といった治療方針がとられることも少なくありません

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